本品種について

モザンピーク原産のアロエです。

標高300m以上の草原に自生しており、亜種として、subsp. ensifoliaも確認されています。

茎はなく、単独または小さなコロニーを形成しています。

葉は20枚近くまで増え、披針形の形状で20-30cmまで歯が大きくなります。

先端が枯れ込み捻れ、葉の上面はグレイがかった緑色で細長い白っぽい斑点模様が目立ちます。

下面は不明瞭でストライプ模様があり、白っぽい色をしています。

花序は直立し高さ1,2mとなり分岐します。基部に近い花序は時々再分岐します。

総状花序は頭状で、赤色の花を咲かせ、雄蕊と雌蕊はやや突出します。

ensifoliaは、葉が細長く、花穂が長い点で典型的なmenyharthiiと異なるようです。

残念ながら花は寒さで萎えてしまった

育て方

本種の生育期は春〜秋です。

乾燥させた方が寒さに強いため、冬は水をある程度切ると上手く栽培できるケースが増えると思います。

USDA9の地域では無加温温室でも越冬可能です。

メモ

かなり大きく成長
葉裏は斑点模様がない