アロエ カスティロニアエ 葉表にもトゲの目立つタイプ

本品種について

マダガスカル原産のアロエ。

アンパニヒ地方のマハファリー台地に自生しているようです。

比較的小型で根本から枝分かれし匍匐しながら成長していきます。

厚めの緑の葉は短く、葉縁にはオレンジ色の三角のトゲがあります。

花序は短く、鮮やかなオレンジ色の大きな花を数個つけます。

カスティロニアエは原種といわれるタイプでも数タイプ確認されています。

葉表のトゲの表現によって好みが分かれます。

葉色が青っぽいものもあるようですが、こちらは交配かもしれません。

葉表はトゲがなくツルっとしているタイプ

育て方

本種の生育期は春〜秋です。

乾燥にも強く耐寒性もある程度あります。

乾燥させた方が寒さに強いため、冬は水をある程度切ると上手く栽培できるケースが増えると思います。

USDA9の地域では無加温温室でも越冬可能です。

現在人気の品種でもあり、交配に用いられることも多々あるため、今後カスティロニアエ交配の美種がたくさん生産されるかもしれません。

標準的なトゲのタイプ
2022/7/31
Y氏交配 castironiae × fleuletteana