aloe buzairiensis

本品種について

ソコトラ原産のアロエです。

ブザイリエンシスはスクアローサとペリーの自然交配種とされています。

ソコトラ島で西部の Jabal Buzairi では、ソコトラアロエ5種のうちA.jawiyon、A.perryi、およびA.squarrosaの3種が密接に関連して生育している。

スクアローサは標高800m付近に生育しているが、標高750m辺りの崖下には種間雑種が自生している。

この雑種こそが、ブザイリエンシスであり、茎が直径2.0-2.5cmと丈夫で、葉は青みがかった緑色をしている。またペリーの葉に比べて斑が少ない。

花茎は短くピンク色の花托である。雄蕊、雌蕊はやや突出する。

ブザイリエンシスは地名から名付けられた中間種である。

また、この雑種は「少数の植物に限られ、かなり変化しやすい」と記録されており、現在ではまた別の雑種が自生しているという。

珍しい種であることは間違いない。

日本への来歴はK氏によるとされる。

ブザイリエンシスの花 

育て方

本種の生育期は春〜秋です。

乾燥させた方が寒さに強いため、冬は水をある程度切ると上手く栽培できるケースが増えると思います。

USDA9の地域では無加温温室でも越冬可能です。

葉色は青緑で美しい

メモ

K氏からY氏へ。Y氏より譲り受け入手。2021/10