Aloes Resource & Old World Arid nursery

Aloe porphyrostachys subsp. koenenii

Aloe porphyrostachys subsp. koenenii

概要

Aloe porphyrostachys subsp. koeneniiは、子株を盛んに生じる斜伏性のアロエで、紫色を帯びる灰緑色の葉と、円筒形の総状花序に鮮やかな洋紅色の花をつける分枝した高い花序が特徴です。Petraの個体群が詳しく記録されていますが、原文では野生起源は不明と明記されています。 [1]

主な特徴

生育形態

基部から子株を盛んに生じ、斜伏する茎によって密で広がりのある群落を形成します。 [1]

葉は直立または斜上し、灰緑色で紫色を帯びます。幼若株では白色斑点がみられます。 [1]

葉縁

葉縁には先端が褐色の硬い歯が並びます。 [1]

花序

花序は高く分枝し、円筒形の総状花序には花がやや密につきます。開花した花は反曲して花序軸に接します。 [1]

花は鮮やかな洋紅色で、花被は円筒状で中央部が膨らみ、口部でくびれます。雄蕊と花柱は花被から突出します。 [1]

分布

JordanのPetraには生育個体群が記録されていますが、Carter et al. (2011)は本分類群の野生起源を不明としています。WCVPでは「cultigen from S. Jordan」とされ、別欄に「Palestine」も記録されており、自生分布は確定していません。 [2] [1]

自生環境

Petraでは、古代都市の上方にある垂直な崖の岩斜面や岩棚で、砂岩上に生育することが記録されています。 [1]

識別上の特徴

Carter et al. (2011)では総状花序と花の構造が非常によく似る一方、A. porphyrostachysの方が大型で、葉はより長く硬さが弱く、花序の分枝数が多く、総状花序・花苞・花もより長いと比較されています。 [2] [1]

学名・異名

分類・命名
Aloe porphyrostachys subsp. koeneniiとして受容される亜種で、上位分類群はA. porphyrostachysです。基礎異名かつ同型異名はA. koenenii Lavranos & Kerstin Kochです。 [2] [3]
上位分類群
Aloe porphyrostachys

模式標本・模式産地

Carter et al. (2011)では、タイプ標本はJordanのPetraで採集されたM. Koenen 1/82 (FT)とされています。 [3] [1]

分類学的扱い

WCVPではAloe porphyrostachys subsp. koeneniiを受容された亜種として扱っています。 [2] [3]

種小名の由来

koeneniiは、Jordanでタイプを採集したドイツの園芸家Manfred Koenenにちなみます。 [3]

参考文献

  1. Carter, S., Lavranos, J.J., Newton, L.E. & Walker, C.C. (2011). Aloes: The Definitive Guide. Royal Botanic Gardens, Kew. pp. 448–449.
  2. World Checklist of Vascular Plants (WCVP).
  3. Grace, O.M., Klopper, R.R., Figueiredo, E. & Smith, G.F. (2011). The Aloe Names Book. Strelitzia 28. South African National Biodiversity Institute, Pretoria. p. 125.

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