Aloe laeta var. maniaensis
学名
Aloe laeta var. maniaensis
出典: Mém. Soc. Linn. Normandie, Bot. 1(1): 30 (1926)
分布
マダガスカル中央高地の西部、マニア川(Mania River)流域の周辺地域に自生しています。標高の高いエリアの、主に花崗岩や石英岩が露出した場所に分布しています。
形態
基本種(var. laeta)と同様に茎を持たないロゼットを形成しますが、本変種はよりコンパクトにまとまる傾向があります。通常は単生で、マダガスカル産アロエらしい幾何学的な美しさを持ちます。
葉
葉は厚みがあり、基本種(var. laeta)と比較すると葉の幅がやや狭く、より立ち上がる(直立〜斜上する)ような性質を持っています。葉の色は美しい銀灰色(グラウカス)で、強い光や寒さなどのストレス下では淡い紫〜ピンク色に色付きます。葉の縁には非常に細かく、赤い繊細な棘(1mm以下)が並びます。
花
花茎は分岐せず、直立した総状花序を立ち上げます。花は鮮やかな赤色から濃いピンク色の円筒状で、先端部分がわずかに開きます。基本種に比べて花序がやや短い傾向にあります。
その他
【栽培アドバイス】
マダガスカルの高地原産であるため、非常に強い日光と優れた通風を好みます。光が不足すると特徴である銀灰色の発色が鈍くなるため、一年を通して日当たりの良い場所で管理してください。岩場に自生している性質上、蒸れを嫌うため、水はけの良い用土を使い、特に夏場は夜間に温度が下がる風通しの良い場所が理想的です。
【変種の見分け方】
基本種の var. laeta が「広く扁平なロゼット」を展開するのに対し、この var. maniaensis は「葉がより細身で、ロゼットがやや上向きに閉じるような形状」になることで区別されます。
引用元:
・Plants of the World Online (POWO) / Royal Botanic Gardens, Kew
・H.Perrier (1926) “Mémoires de la Société Linnéenne de Normandie”
・”Aloes: The Definitive Guide” (Scientific data synthesis)
