Aloes Resource & Old World Arid nursery

Aloe irafensis

Aloe irafensis

概要

Aloe irafensis はYemen南西部のJabal Irafだけに知られる小型のAloeです。成熟しても二列性を保つ暗色の細い葉と、疎らに花をつけるくすんだ赤色の花が特徴です。 [1, 2, 3]

分類・命名情報

受容学名
Aloe irafensis Lavranos, T.A.McCoy & Al-Gifri [1]
原記載の書誌情報
Cact. Succ. J. (Los Angeles) 80: 41 (2008) [1]
タイプ標本
Yemen, Lahej Province, Jabal Iraf上部斜面; McCoy 2669; ホロタイプ: FT; 所蔵先: FT, UPS. [2, 3]

命名由来

種小名は模式産地であるYemen南部のJabal Irafにちなみ、-ensis は地名に由来することを示します。 [2, 4]

主な特徴

生育形態

有茎で横臥~やや直立し、基部から子株を生じて小群をつくります。 [2, 3]

葉

葉は顕著な二列性で、狭い剣形、長さ約20 cm、基部幅2–3 cmです。色は黒みを帯びた色~翡翠緑色で、楕円形の白斑が現れることがあります。 [2, 3]

葉面・葉縁

葉面はしわ状で、上面は平坦~深い溝状、下面は凸状で上面と同色です。葉縁は通常全縁ですが、時に長さ約1 mmの小さな白色の鋸歯があります。 [2, 3]

花序・花

花序は1–3本を順次形成し、最大10分枝します。総状花序は斜上~やや直立で疎らに花をつけ、花被は円柱状で三稜をなし、くすんだ赤色、長さ最大20 mmです。葯は約3 mm、柱頭は約3.5 mm突出します。 [2, 3]

分布

Yemen固有で、南西部のJabal Irafの単一山系に限られます。既知の産地はAden北西の山頂直下です。 [1, 2, 3]

生育環境

Jabal Iraf山頂直下の岩礫斜面にある、著しく劣化した開放乾燥林に生育します。標高1,200–1,250 m、年降水量約250 mmで、低層雲と霧の影響を受けるJuniperus excelsa 林の残存地です。 [2, 3]

主な参考文献

  1. World Checklist of Vascular Plants (WCVP).
  2. McCoy, T. (2019). The Aloes of Arabia. McCoy Publishing, Temecula, California. pp. 49–53.
  3. Carter, S., Lavranos, J.J., Newton, L.E. & Walker, C.C. (2011). Aloes: The Definitive Guide. Royal Botanic Gardens, Kew. p. 485.
  4. Grace, O.M., Klopper, R.R., Figueiredo, E. & Smith, G.F. (2011). The Aloe Names Book. Strelitzia 28. South African National Biodiversity Institute, Pretoria. p. 78.

更新について

分類・分布・形態情報は、新たな文献の確認や分類上の変更に応じて見直します。

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